日本民族考「今を語る」 

 朱子の格言ではないが、物には本末があり、事には終始がある。そう、現代は地球文明の週末期であるというのが私の一貫した主張である。但し、その先には予測不可能であるが何らかの再生が期待される。ここではブログで縷々述べてきたので重複するが、要約すれば人類が為す文明の質と量はこの地球が持つキャパシティー(包容量)を大きく超えてしまい、様々なアンバランスが生じていると見る。2013年7月~10月のブログ「世界の変節前夜」にも記したように、地球の環境バランス自体が崩壊している(主に陰謀者による気象のコントロールが為されている)。環境破壊で最も悪らつなのは兵器にしても発電にしても、核の運用は桁外れの環境破壊であったことは誰でも知っている。しかし原子力産業の利権に関わる者、或いは「核」運用の究極に思考が及ばず無視する者、そして臆病者は口に出さない(前稿、マッドネスウェザー続編ANTI原子力工学)。

 

  そして悪夢の3月13日から今日に至り、福島県では内部被爆によるガンを始め発症者が当然のこととして増え始めている。何より怪であり不埒なのは各メディアに事実の報道規制を掛けている当局であると述べた。とかく日本の政府は米国を操る世界のコントローラ(国際資本)の言いなりであり、ドイツのように核の運用方針を変えるなど出来っこない。ここで宇宙の変動情報に詳しい知人のブログ「宇宙NEWS LETTER2016原発を終わらせる、その1と2」を紹介させて頂く。

 

  如何であろう。上記で述べる内容は正に福島の現状そのものである。私も個人的な調査の為、都合10回程当地を訪れた。現在国道6号線を通る車は福島第1原発の直ぐ近くを自由に通過させている。富岡町から双葉町を通る際に車内の線量計はブザーが鳴りっぱなしであり、窓を開ければ5~10μ㏜/hと恐ろしい線量である。この直接被爆の危険なエリアで今も多数の作業員が働いている。これぞ心の緩みからの慢性化であり、当局の管理杜撰さには呆れ果てる。原発に関する無配慮は今も続く。先頃荒れ狂った阿蘇地方の惨事に見舞われた方々には心より同情を申し上げるのであるが、阿蘇山大規模噴火や川内、玄海原発に及ぶ崩壊を誘発しなかったのは不幸中の幸いであった。衆知の中央構造線活断層阿蘇地方から茨城県鹿嶋神社まで伸びている。先の地震活断層に関わるとされているが、伊方原発活断層の上に建っている。設置推進者は何と無神経な連中であろう。彼ら役人、政治家、御用学者達は危険を想定出来ないのではなく、したくない?のである。何故でしょう?

 

  当ブログの流れとしては前回に次ぐ、世界のコントローラー、国際資本の正体を鮮明にしたいのであるが、今回は彼らの持つ策謀の最も強烈であり最終的シナリオについて考察を試みたい。それ即ち民衆の「電脳化改造計画」でありその実態を述べる。

 

 今さら!と言われるかも知れない。今や携帯とスマホは、尋常でないスピードで、しかもいつの間にか全世界に広がった。電車に乗れば老人以外は全てスマホに見入っているという異様な光景!に変わってしまった。それは恰も外付の頭脳のように人々の身に備わるべき当然の付帯物になってしまった。正にスマホの全面的定着によって、超密度ネット(網)の中で動き回る動物のようになものである。このシステム(実は魔のシナリオ)の良し悪しに関しては掘り下げて考えなければならず「人間電脳化に至る過程」という飛躍的思考なので一般的認識としては、納得する方は少ないかも知れないが、実はこの事態を拡大、否延長して思考すれば極めて恐ろしい今世紀最大のイベント「パーソナリティー転換の実践」と言えるのだ。そう言う老爺の私もスマホがなければ必要な情報は途絶え、手も足も出ない。いやはや困ったものだ。