地磁気の変様

               気象異変の要因

 

 このブログは重要な事例と情報を広く知って頂くことを本分としている。

 

 時に世の中右を向いても左を向いても不安げな顔ばかり! それはその筈、極悪非道な近隣国家の横暴、前代未聞の気象異変、先の見えない景気低迷など、不安要因は絶えることがない。この状況を世間の人々はどのように感じ取っているのだろう。得体の知れない不安感を持つ人々、何も感じないタイプ、両者の隔たりは大きいのであるが、ご閲覧の方はいかがであろう。要は身の回りの変化を強く感じ取ることが出来るか否かである。ではこの変化というより大転換について本当のことを言いたい。

 

 実は今、地球の環境そのものが、これまでとは全く異なる状況に変化する途上にあると言ったなら信じられるだろうか。これは脅かしノストルダムスではない。収集した情報を検討したごく分かり易い地球の現状と天体科学である。地上だけの問題ではなく、太陽系内でもない。意外にも黒点活動が静まり反っている為に太陽バリアが弱まり、バリアをすり抜けて有害な銀河宇宙線が飛来している。太陽活動は平穏化しているのにコロナホール発生が頻発し、そのため2014年3月現在、超高速の太陽風は秒速750メートル(平均450m/sec)に及び、2013年7月24日の大コロナホール発生以降、連日のように磁気嵐に見舞われている。何故ならこの太陽風プラズマをブロックする筈の地磁気が減衰期に入ってしまっているからである(教科書ではブロックするから大丈夫と言っている)。それも加速化しているのではないかとも言われ、これ以上の大問題はない。もしこれが更に進むとすれば人体への影響も顕著になり、世界中の魚類大量死やクジラの集団座礁ストランディング)が更に頻繁になり流石にマスコミも騒ぐだろう。

 

 まだご存じでない方に“魚の大量死”のキーワードでご検索をお勧めする。世界中の身の毛もよだつ模様が満載しているのであるが、テレビのマスコミは国民に危機感を持たせないよう、おちゃらけ番組やスポーツ娯楽ものを流しておけば良いという、実は報道規制がここにも及んでおり一般はその実態を知らない。その原因について、海洋汚染、水温変化、ウィルス、食物連鎖など、的外れのコメントばかりが記されており「磁場」の異変には触れようともしない。これら魚類に限られた問題ではなく、既にこれまでの常識は通用しない変化を見せ始まっている。地球は鉄の流動によるダイナモ説が有力であり、生命には重要な地磁気を発生している。(他者のブログであるが「地球」「人間」は磁石などを参照)。

 

 現在地磁気の減衰によって生命体は様々な影響を受けており、前回の記事にも記したのであるが、私自身が微妙な影響を感じている。今後どのような事態を招くのか考えるほどに恐ろしい。安定した磁気の存在は人間にとって空気や水と同じように重要である。空気中の酸素が薄くなる、大気や水にビールスが検出されたと言ったら大騒ぎするだろう。ところが「磁気」も地球誕生以来存在し、生命維持装置として必須であることが意識されることがなかった。人類にとって全くなす術がないこの事情は各々がお調べ願いたいのであるが、諸事心配事はここからスタートすれば地上の様々な異変が見えてくる筈だ。  

 さて我々の生活を脅かすものは端的に何であろう。地震? 台風? 火山噴火? 津波? 病気? 職の喪失? そう、その全部が当てはまってしまう。何故なら今起きている問題はそのような局所的なレベルのものではなく、人類の生存に関わる程の規模であるから現状を的確に把握し、我らに残された道を探らなければならない。  今、地球磁場の減衰が進んでいることは間違いないが、何れ到来する究極の事態に達する時期は何人も知らない。我らは最悪の暗く悲惨な想定は知識として保管し、何事にも臆しない心構えが肝要であり、大変難しい事であるが、一人でも多くの人々が最大限の意識転換が必要な時と考える。

 

 私は上記のような終末観を照準に合わせて何事も思考するので、当然のことながら周囲の人達との意識ギャップは甚だしい。長年月、様々な情報の精査の結果と直感を述べるのであり確信がある。であるから事実は事実として今後も訴えなければならない。

 

 人間は平等であると宗教は教える。人々もそう願う。だが自由主義近代文明は世界の貧富差対比を考えれば、人々をその反対方向へと向かわせてきたことになる。国際支援団体のオックスファムによる発表では、世界の富裕層上位80人の資産総額は、貧困層35億人の資産総額に匹敵すると言っており、表現は比喩的であるが、人的格差は唖然とする実態になっている。先の「アメリカ魚の大量死」にしても、エスカレートする気象異変にしても、これらを終末様相と言わずに何と言おう。

 

 実は私の終末観には独善的落としどころがある。いつの日か地磁気が消える瞬間(期間)、或いは太陽フレア―や電磁波に晒された時、文明をほぼ司るコンピューターが破壊される。これだけでも文明人は生きて行くことは出来ない。富める者も貧しき者も、皆同じ試練を受ける。無論凄惨をきわめる事態ではあるが、やがて平等世界が現出する。このような中で、真に悔いのない日々を送る者は平然としているのではないだろうか。